9月も終わりに近づき、まだ少し気温も高くジメジメしますが、夜になると涼しくなり
過ごしやすい気温となっていきましたね。この涼しげな風が本格的な秋へと導いてくれます。
秋は食欲の秋と言われますが、普段から口にする食べ物は農家の方々や酪農、漁師の方々が休みなく頑張って
いるからこそ美味しいご飯が食べられて「生きていられる」のです。
今年の夏は一時市場からお米が消えてしまい、皆さん「お米探し」に苦労されたのではないでしょうか?
知人にも休みの日にどのスーパーに行っても「お米が無い」と苦労していました。
普段から食べていた主食が突然無くなってしまう事は本当に辛いですよね。
ただ私含めですが、現代人は「あって当たり前」「買えて当たり前」になっているのではないでしょうか?
特に昨今の気候変動から農作物が育ちにくく、「野菜や果物、お肉」等、値段が高騰し外国産になってしまうなど
日本人なのに国産が食べられなくなってきました。
ご存じの方も多いと思いますが、私たちが普段から口にしている野菜や卵の親鳥の(種子や卵を産む親鳥)
90%以上が輸入であり、「日本で育てた野菜」「日本で育てた養鶏所の卵」となっています。
つまり、純国産な訳です。今や日本の水道ですら民営化にされ、埋設管の所有者は海外の企業など
着物も食べ物も今後は全ての生産が海外又は日本の国土で権利を取得する外国企業へ権利等が
移ろうとしています。
秋に始まる五穀豊穣は先人の人たちが自然災害や天候不良から農作物が守られ育ちますようにといった
願いが込められていました。水又は食料に対し国民が健やかに暮らすことを願うお祭りでもあります。
秋の収穫を祝うお祭りでさえ、若者の祭り離れが各地で広がり、祭りのホコや山車、神輿、などが解体されています。
10月に始まるハロウィンも町おこし的な意味合いでは、凄く良い事では有ります。ただハロウィンの収穫祭(日本でゆう五穀豊穣)を楽しむ以前に、日本に古くから伝わるお祭りや日本の食文化にも若者世代や皆様にも現状を知ってもらう事は大変重要な事だと思います。お祭りは単なる町おこしではなく「昔から伝わる食に関する儀式」なのです。
これからも日本の文化や食が日本人によって守られる事を願っております。